トーゴフェザーレッグセンチピード

Alipes sp.
属名のAli は羽を、pes は足を意味します。
Imhoff氏によって1854年に名付けられました。
記載は150年以上前ですが、時を超え現代と同じ感性で名付けられており浪漫があります。
さて、この羽は飛んだり、泳いだりするわけではなく、主に囮として使われます。
ちょうどトカゲの尻尾切りのように自切すると、1分程度バタバタと動き続けるのです。
また、切らずとも興奮するとバタバタと振り回したりもします。
国内での持ち腹繁殖例も多く知られており、乾燥に気を付ければ比較的飼育は容易です。
オオムカデ属とは気門の形状が異なり、本属は丸型や卵型です。
気門の開口部が大きいため、乾燥に弱いのかも知れません。
参考
学名:Alipes sp.
最大全長:12cm
温度:26-28℃前後
湿度:高湿度
棲息環境:地中傾向が強い
成長速度:1年で性成熟(成虫)