ムカデ飼育 オーナメント

ムカデの飼育には水入れと隠れ家が必要です。

湿らせているので不要、という考え方もありますが、飲み水があるだけで脱水による死亡リスクが低減されますから、置いておいて損はないでしょう。


重要なのは隠れ家です。

隠れ家の設置には2つのメリットがあります。

1つ目は、ムカデ自身を落ち着かせる働きです。

彼らは落ち着ける狭い場所が見つかるまで無駄に徘徊をしてしまうことがあります。

樹皮やコルクを置くことで、その下で安心して過ごすことが可能となり、長期飼育の手伝いをしてくれることでしょう。

また、その直下は水分の蒸発が遅くなり、保湿の効果も副次的に見込めます。


2つ目は、飼育者自身の安全のためです。

隠れ家を設置することで、基本的にはその下に潜むようになりますから、まずはその一点に注意して、世話をするというルーチンが構築されます。

潜ることが好きな個体ではその限りではありませんのでご注意を。