エジプトに分布する大型のヒヨケムシ。

お客様のCB個体です。
飼育だけでやっとだったところから、生態の解明まで進みつつあります。

【暫定飼育方法-取材中】
高温が必要なようで28-35℃程度を用意してあげるとよさそうです。
ブラックキラーヒヨケムシでは成体になるまで2-5年と長く、ランダム性があるのに対し
30℃以上の高温飼育でかつ、冬季低温に曝すことで、約1年で成体になるなど成長はかなり早まります。
ブラックキラーヒヨケムシに対して給餌量や間隔はハイペースとなります。

・活動期
動いているときは活動期でこの多岐に十分なエサを与えます。
白サシを成虫にさせたキンバエが有効ですが、レッドローチの腹部やイエコオロギなど軟らかいエサであれば
成体までもっていくことが可能です。

・休眠期
ほとんど動かなくなります。ただし、脚がわずかに動く点から死亡とは判断がつきます。
エサは食べません。

・休眠明け期
足をバンザイすると、脱皮が近いです。
この時は多少湿度が必要です。床材には加水せず湿らせた布を近くに置いたり、加湿器を用いるなど空気中の湿度を上昇させます。
ブリーダーに寄ると、ブラックキラーヒヨケムシほどの加湿は不要であるとの見解です。

・脱皮直後期
休眠が明けると、最初に脱皮をします。
追ってフンをするのですが、このフンを確認したら、再び活動期に入ったと判断し
エサを再開しましょう。

※ヒヨケムシは同定が極めて難しく、外見上ほとんど差のない別種がまざってしまっている可能性があります。
A,Bはやや小さめ、C,Dはやや大きめのペアから産まれています。
親の体サイズはエサや環境等により同種でも大型、矮小があります。

参考
学名：
全長：6cm
温度：30-35℃前後
湿度：低湿度
棲息環境：地表（産卵時地中）
成長速度：早い

国内CB 全長3cm
国内で交接させた個体から得られた子供=CBです。

ヒヨケムシはメスがやや長命で、オスはやや短命です。
極めて貴重な生物であるため、多くの方は複数匹をご購入されています。

ペアが揃う確率　参考値（雌雄の割合が等しい場合）
2匹50％
3匹75％
4匹87.5％
5匹93.8％
6匹96.9％
7匹98.4％
8匹99.2％
9匹99.6％
10匹99.8％
11匹99.9％

生体の輸送時間を短縮し、状態よくお届けするためお受け取り時間帯は固定です。

【北海道】
翌々日午前

【東北】
●青森県：翌々日午前
●秋田県：翌々日午前
●岩手県：翌日14時～16時、翌日18時～20時（ご相談ください）
●宮城県：翌日14時～16時
●山形県：翌日14時～16時、翌日18時～20時（ご相談ください）
●福島県：翌日14時～16時

【関東】
●茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、東京都：すべて翌日午前
※東京都：離島の場合はご相談ください。

【甲信越】
●山梨県、新潟県、長野県：すべて翌日午前
※新潟県：佐渡市のみ翌日14時～16時となります。

【北陸】
●富山県、石川県、福井県：すべて翌日午前

【中部】
●静岡県、愛知県、三重県、岐阜県：すべて翌日午前

【関西】
●大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県、兵庫県：すべて翌日午前

【中国】
●岡山県、広島県、山口県、鳥取県、島根県：すべて翌日午前
※島根県：隠岐郡のみ翌日14時～16時となります。

【四国】
●香川県、徳島県、愛媛県、高知県：すべて翌日午前

【九州】
●福岡県：翌日午前
●佐賀県：翌日14時～16時
●長崎県：翌日14時～16時
●熊本県：翌日14時～16時（※天草市のみ翌日18時～20時となります）
●大分県：翌日14時～16時
●宮崎県：翌日14時～16時
●鹿児島県：翌日14時～16時

【沖縄県】
ご相談ください。