Lasiocyano sazimai
旧Pterinopelma sazimai

ブラジルのシャパダ・ジアマンチーナ・バイア国立公園で
模式標本が採集された、美しいタランチュラ。

ブルーと言いつつもそこまで青くならない種も多い中、本種は明確な青色となります。
種小名はブラジルの動物学者イワン・サジマ博士に由来、
1970年から1980年にかけて本種の研究に初めて着手した研究者で、模式標本を採集したことでも知られています。

25cm以上のピンセットを用い、衣装ケース内で飼育ケージを扱うなど、
咬傷対策や脱走防止策が必須です。
飼育方法は一般的な地表性タランチュラに準じます。

参考
学名：Pterinopelma sazimai
レッグスパン：15cm
温度：21-25℃前後
湿度：高湿度
棲息環境：地表
成長速度：早い
刺激毛：あり

刺激毛とは
タランチュラの腹部に生えている刺激性の毛のことです。
皮膚に付着すると痛みやかゆみが発生します。
タランチュラが危険を察知すると防御行動として、この毛を空中に散布します。
体質によっては熱を持つこともあり、
肌の弱い方や、小さなお子様のいる家庭では飼育は避けた方が無難です。

刺激毛への対処法
1：エアコン、扇風機などを止め、無風状態をつくる。
2：加湿器を最大出力にする。
3：ガムテープと虫刺され薬を用意する。
4：腕まで保護できる手袋と長袖長ズボン、マスク、防護メガネを着用する。
5：25cm以上のピンセットや筆でゆっくりと扱う。

刺激毛は風に乗ると遠くまで飛散するため、
まず無風状態を作り、そして加湿すると、毛が重く遠くまで飛びにくくなります。
また刺激毛は化学的な毒素ではなく、物理的に棘が刺さることで症状がでます。
ガムテープなどで患部から毛を取り除き、かゆみ止めを塗ると比較的、治りが早くなります。

根本的に不着を防ぐために、皮膚は露出しないことが重要です。
また目やのどに入ると強い症状が出やすいため、マスク類があると安心です。

最後に、防御反応として刺激毛を飛ばすため
ゆっくりと丁寧に扱う事で、飛散を防いでください。

EUCB LS4cm
EUで交接させた個体から得られた子供=CBです。

タランチュラはメスが長命で、オスは短命です。
図鑑やウェブサイトに掲載されている美しく大きな個体はそのほとんどがメスです。
そのため、多くの方は複数匹をご購入されています。

メスの確率　参考値（雌雄の割合が等しい場合）
1匹50％
2匹75％
3匹87.5％
4匹93.8％
5匹96.9％
6匹98.4％
7匹99.2％
8匹99.6％
9匹99.8％
10匹99.9％

生体の輸送時間を短縮し、状態よくお届けするためお受け取り時間帯は固定です。

【北海道】
翌々日午前

【東北】
●青森県：翌々日午前
●秋田県：翌々日午前
●岩手県：翌日14時～16時、翌日18時～20時（ご相談ください）
●宮城県：翌日14時～16時
●山形県：翌日14時～16時、翌日18時～20時（ご相談ください）
●福島県：翌日14時～16時

【関東】
●茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、東京都：すべて翌日午前
※東京都：離島の場合はご相談ください。

【甲信越】
●山梨県、新潟県、長野県：すべて翌日午前
※新潟県：佐渡市のみ翌日14時～16時となります。

【北陸】
●富山県、石川県、福井県：すべて翌日午前

【中部】
●静岡県、愛知県、三重県、岐阜県：すべて翌日午前

【関西】
●大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県、兵庫県：すべて翌日午前

【中国】
●岡山県、広島県、山口県、鳥取県、島根県：すべて翌日午前
※島根県：隠岐郡のみ翌日14時～16時となります。

【四国】
●香川県、徳島県、愛媛県、高知県：すべて翌日午前

【九州】
●福岡県：翌日午前
●佐賀県：翌日14時～16時
●長崎県：翌日14時～16時
●熊本県：翌日14時～16時（※天草市のみ翌日18時～20時となります）
●大分県：翌日14時～16時
●宮崎県：翌日14時～16時
●鹿児島県：翌日14時～16時

【沖縄県】
ご相談ください。