ブラジリアンファットテールセンチピード
赤黒い頭部、紺青と黄色の縞模様の歩肢、極太の曳航肢と、第21胴節のキールが目立つ、オオムカデの中でも特異性が目立つ種です。
これ以上、太短いオオムカデは中々いないのではないでしょうか。
背甲の縁取りも目立ち重装甲のような質感が素晴らしい種です。
ほとんどのオオムカデ属の仲間は触角の根元から第6節目まではまばらな毛が生え、そこから先端は高密度な毛が生える節ですが、本種は第4節目から毛の密度の高い節となっています。
こちらを真の Scolopendra viridicornis ビリディコルニスとする声もあるようですが、情報不足です。
お詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけると幸いです。
参考
学名:Scolopendra sp.
インボイスネーム: Scolopendra cf. viridicornis viridicornis
最大全長:25cm
温度:25-27℃前後
湿度:高湿度
棲息環境:地中-地表
成長速度:1年で性成熟(成虫)